セカンドオピニオン外来とは?

セカンドオピニオンとは「現在治療している病院での治療や方針について、他の病院の医師に意見を聞く。」という意味です。
セカンドオピニオンでは、主治医とは別の、第三者的な立場の医師にこれまでの治療の経緯を話し、
今後の治療方針に対して見解を求めるわけです。
がんなど重大な病気の治療に際し、セカンドオピニオン専用外来を設ける病院が急速に増えています。

このセカンドオピニオン外来には、どんな利点があるのでしょうか?
例えば、がんで治療している病院から「手術が必要です」と言われて、手術以外に他の治療方法はないのか
疑問に思った時など「セカンドオピニオン」外来で主治医と同じく手術する必要だと言われたなら、
現在治療している病院の主治医の見解に納得し、安心して治療に臨める訳です。

また、歯科や、精神科、不妊治療など、医師によって治療方針が大きく異なる可能性のある治療においては、
セカンドオピニオン外来を利用することには、大きなメリットがあります。
もしかして「セカンドオピニオン」外来で主治医と別の治療法を示され、あなたにとってもっと
良いと思われる治療法に出会う可能性もあります。
セカンドオピニオン外来を受ける場合は、まずは、主治医に申し出ましょう。
「セカンドオピニオン」は、ただ病院や医師をかえることではありません。
まず今治療に当たっている病院の主治医に「セカンドオピニオン外来を受けてみたい」と言うことを
はっきりと伝える必要があります。
セカンドオピニオン外来を受ける際に、これまで行った治療の経緯について、
情報の共有や医療連携スムーズに進める為には、主治医の協力が必要です。

セカンドオピニオンの料金と保険適応

セカンドオピニオン外来の料金は、いくらくらいなのでしょうか?
保険は適用されるのでしょうか?
セカンドオピニオン外来の料金については、病院によりかなりの
開きがあり、3万円以上から、無料まで大きな差があるのが現状です。
保険診療(自己負担2000円〜4000円程度)の枠内では、十分な説明が難しいため、9割の病院がが自費診療でおこなっています。
大体は30分〜1時間当たり、5000〜1万円前後の病院が多いようです。 大学病院の中には3万円〜5万円のところもあります。

県立静岡がんセンターは、「がん情報の提供は、がんセンターの役割なので」と言う理由からセカンドオピニオン外来の料金も保険が適応されています。
また、松山市の国立病院機構四国がんセンターは、2002年4月からセカンドオピニオン外来を無料で実施しています。
 
患者の立場にたってみると、こうしたセカンドオピニオン専用外来での保険適応や無料化を実施する 病院が増えるのが有難いのですが、専門の医師による医療の質の保証と診療の手間を考えれば、 ある程度の費用負担はやむを得ない事なのかもしれません。

セカンドオピニオン、主治医に伝えにくい!

セカンドオピニオン外来を受診したいって言うのは、信用して無いみたいで、主治医の機嫌をを損ねないか、気がかりですよね。それは良く解ります。私は昨年病院で子宮ガンとの通告を受け、転移の心配を無くすためにも子宮摘出手術を主治医に勧められました。ショックでした。
今後出産するつもりがないのなら、子宮は無くても機能的に問題ないと言われたのですが、相当悩みました。
子宮は、女性にとって女性であることの象徴であり、象徴である子宮を失うことは、かなりの精神的ダメージがあったからです。
自分の身体のことですから、先生の勧めにただ従うのではなく、他に選べる治療法は無いのか、子宮全摘手術をする上でのリスクやメリットなどをセカンドオピニオン外来で他の専門の医師の見解も聞いてみたいと考えました。
自分の生命や身体に関ることですから、少しでも多くの情報を得たいと思うのは、当然の事です。 私も恐る恐るですが、セカンドオピニオンを受けてみたいと主治医に告げ大学病院を紹介していただきました。

大学病院でありとあらゆる検査を受け、主治医と同様、転移の危険を考えると子宮を取った方がいいと言われ、決心がつきました。セカンドオピニオン外来を受診することは、患者にとっても医師にとっても大切なことだとその時解りました。
手術することの不安や、疑問をしっかり取り除いた上で、安心して主治医の下で子宮摘出手術を受けることが出来、本当に良かったと思っています。

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