ゴシック・アンド・ロリータ(ゴスロリ)は日本の文化

ゴスロリというファッションスタイルを耳にすることが最近増えています。目がくるんとして可愛い人形のことかと思っていた私はちょっと遅れているようで、娘に笑われてしまいましたので、調べてみました。ゴスロリはゴシック・アンド・ロリータ (Gothic & Lolita)を短くして言う言葉だそうです。日本の文化(特にサブカルチャー)のひとつで、またそのような格好(ファッション)の総称だそうです。他に呼び方としては、ゴシックロリータとも言います。ゴスロリというと、いかにもロリコンと間違われそうなので、最近ではゴシック・アンド・ロリータと呼ぶことが一般的になってきたそうですよ。このファッションのことをごく簡単に言うと、不思議の国のアリスのような少女服を大人のファッションに取り入れたもので、それにゴシック調の要素をプラスしているものだそうです。と、一言で言っても説明がつかないほどに、このゴシック&ロリータには色々な要素が組み入れられているようです。流行り始めの頃は単にロリータ風な大人の服だったのが、次第にオタクと言われる人たちが好むキャラクターの意味も含むようになってきています。私が思うイメージとして真っ先に浮かべるのはイラストレーターの最初と言われる「ベアズリー」の描く「サロメ」なのですが、恋人の首を皿に載せて踊るサロメはまさに退廃的なゴスロリだと思うのですが違うでしょうか。

ゴシック・アンド・ロリータの定義づけ

男子高校生が、ネクソンジャパンのオンラインゲーム「マビノギ」のWebサイトにアクセスして、ゲーム内で使用する仮想通貨を3,606万ポイント(3,606万円相当)をだまし取る事件がありましたが、それはゲームの中のアイテム「エレガントゴシック」が欲しかったためと言うことで、この「エレガントゴシックドレス」が一躍有名になりました。このドレス、私から見るとそれほど退廃的ムードではなくロリータファッションに近いようですから、ゴシック・ロリータが好きな人たちから見るとちょっと違うアイテムかなーという気がします。ゴシック・ロリータは、ただのファッションと言うのではなくて、思想的な側面からみると、耽美主義、退廃的で、十字架やコウモリ、廃墟、黒薔薇を好むようです。現在、日本で、ゴスロリ界の定義づけになる人物は嶽本野ばら(たけもとのばら)だという説が一般的なようです。彼は「乙女派文筆家」と自称しています。最近では、ゴシック・ロリータファッションは、元の意味や形も変化し続けてきていて、定義付けは難しくなっていると思います。また、ファッションと言っても、自分が着るのではなく、ゴシック・ロリータ調の服を粘土で作った人形に着せて、それを着せ替えるのを趣味にしている人たちもいます。なお、ゴスロリブランドに「ジュリエット・エ・ジュスティーヌ」「ブラックピースナウ」などがあります。

ゴシック・アンド・ロリータファッションとは

ゴシック・アンド・ロリータは単なるファッションとしての服装だけではなく、その精神面にも言及がなされます。単に可愛いロリータ風ファッションではなく、独特の美意識、スワロフスキーを沢山つけた光るネックレスやドレスなどが、ゴシック調全盛の頃の時代を模しているようです。ですから、可愛いとかかっこいいとはまた一線を画した、ファッションジャンルでもあります。ゴシック・ロリータと称するファッションブランドはまだ少ないためか、自分で手作りしてゴスロリ調ワンピースを作り上げる人も中にはいます。ゴスロリファッションは、ロココ調やヴィクトリアン調などの時代のヨーロッパの服飾様式を取り入れています。最近のアキバ系と言われるメイド服やチャイナドレス、着物などとの組み合わせもゴスロリと呼ばれるものですが、愛好家にとってそう呼ばれるのは好ましくないようです。それが原因の一つでしょうか、ゴスロリは、元々ゴシック・ファッションなのですが、ゴスロリという略称が違う意味(萌え系キャラ)にとられるため、ゴシック・アンド・ロリータとか、ゴシック・ロリータと呼ぶ人が増えてきています。

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